
マットレスは厚みがあり簡単には洗えないので、汚れがつくと困りますよね。
毎日使うマットレスだから清潔を保って気持ちよく過ごしたいものです。
ところがシミの原因はさまざま、今回は家にあるもので手軽にできる「シミの原因別」に落とす方法をご紹介いたします。
その1:黄ばみ・茶色いシミ
マットレスの黄ばみ・茶色いシミの原因は、『寝汗』『よだれ』などです。
酸素系漂白剤やセスキ炭酸ソーダでの染み抜きがおすすめです。
酸素系漂白剤
サッと簡単に黄ばみ・茶色いシミ抜きをしたい場合には、酸素系漂白剤が便利です。
準備するもの
- ゴム手袋
- 捨ててもいいタオル
- 風呂桶
- まず手袋をします。タオルをぬるま湯で湿らせて、少量の漂白剤をつけ、タオル同士で馴染ませて雫が垂れないように固く絞る。
- マットレスのシミ部分に漂白剤が染み込むようにトントンと叩くように拭く。
- シミがなくなったら、使っていたタオルを水できれいに流し、固く絞る。
- 2のようにトントンと叩くように拭く。
- 乾いたタオルで乾拭きし、風通しの良いように換気して乾かす。
頑固なシミの場合は、ぬるま湯の量を少しだけ増やして漂白剤を馴染ませるようにします。
セスキ炭酸ソーダ
肌に触れる寝具に漂白剤は心配という人は、エコ洗剤としても使えるセスキ炭酸ソーダを使うといいでしょう。セスキ炭酸ソーダは、油脂汚れに強く、黄ばみ・茶色いシミにもおすすめです。この際セスキ炭酸ソーダを作ってみませんか?
準備するもの
- セスキ炭酸ソーダ:小さじ半分
- 水:200ml
- スプレーボトル
- 捨ててもいいタオル
【作り方】
セスキ炭酸ソーダと水をスプレーボトルに入れ、軽く振ればセスキ炭酸ソーダ水の完成!
- シミ部分にセスキ炭酸ソーダ水をスプレーして馴染ませる。
- ぬるま湯を含ませ、固く絞ったタオルでトントンと叩くように拭く。
- 乾いたタオルで乾拭きし、風通しの良いように換気して乾かす。
その2:おねしょ
おねしょは放置するとアンモニア臭が取れにくくなるので、なるべく早く水分を取り除くのがコツです。アンモニア臭や尿の汚れにはクエン酸がおすすめです。
準備するもの
- クエン酸:小さじ1
- 水:200ml
- スプレーボトル
- 捨ててもいいタオル
【作り方】
クエン酸と水をスプレーボトルに入れ、軽く振ればクエン酸水の完成!
- 未使用のおむつやペットシート、乾いたタオルなどで吸水する。
- クエン酸水をスプレーし、乾いたタオルでトントンと叩くように拭く。
- 汚れと臭いが取れたら風通しの良いように換気して乾かす。
その3:カビ
カビには消毒用エタノールを使うと落としやすくてオススメです。
消毒用エタノールが乾燥しても、カビの発生を抑えてくれます。
準備するもの
- 消毒用エタノール
- スプレーボトル
- 捨ててもいいタオル
- 消毒用エタノールをスプレーボトルに入れ、カビに吹きかけます。
- 1時間ほど放置する。
- ぬるま湯を含ませて固く絞ったタオルでトントンと叩くように拭く。
- カビが取れたら風通しの良いように換気して乾かす。
その4:鼻血や経血のシミ
まず、汚れに気付いたらすぐにシミ抜きすることが肝心です。早ければ早いほどきれいに落ちる可能性が高くなります。まず血液の水分を取り除きましょう。
準備するもの
- 重曹:大さじ3……(ア)
- 水:大さじ1……(イ)
- 捨ててもいいタオル
- 歯ブラシ(使い古したものでOK)
- 食器用スポンジ
【重曹ペーストの作り方】
ヨーグルトの蓋や卵のケースなど捨ててもいいケースに(ア)重曹と(イ)水を混ぜ合わせ、重曹ペーストを作る。
- 血液汚れに水分がある場合は取り除きましょう。
- 重曹ペーストを血液のシミ部分に塗り、30分ほど放置。
- 重曹ペーストを歯ブラシで擦り落とす。
- 水を吸わせた食器用スポンジで叩くように落とす。
- 乾いた布で水分を拭き取り、風通しの良いように換気して乾かす。
その5:ジュースやお茶
ジュースやお茶のシミは量が多いと広がってしまうので、まずは乾いたタオルで水分をできるだけ吸い取ります。
準備するもの
- 水
- 中性洗剤
- 風呂桶
- タオル:2〜3枚
- 水を固く絞ったタオルで叩くように拭く。
- 水で薄めた中性洗剤をタオルに少量含ませ、叩くように拭く。
- マットレスに洗剤が残らないように軽く水を含ませたタオルで拭く。
- 乾いた布で水分を拭き取り、風通しの良いように換気して乾かす。
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まとめ
いかがでしょうか?マットレスの寿命は10年とも言われています。 家庭では丸洗いできないマットレスだから、シミの種類ごとに対応できるようになると清潔に過ごすことができて安心ですね!どうしても対応できないシミはプロのクリーニング業者さんに依頼して徹底的に綺麗にしてもらうのも良いですね。