【冬のおすすめ!】結露対策と放置しておくと怖い理由6選

冬の寒い朝、カーテンを開けると窓にべったり水滴が・・・なんてこと、ありますよね。外の気温が低く室内だけが暖かくて湿度が高いと、冷たい外気に影響されやすい窓の内側に水滴ができます。これがいわゆる「結露」です。結露といってもただの水だし自然に乾くから気にしなくて大丈夫!なんて思って放置していませんか?そんなアナタ!ここでは簡単ですぐにできる対策を紹介するので、結露が引き起こす被害が出る前に、ぜひやってみましょう!合わせて、放置しておくと怖い理由も知ってほしいので、最後まで読んでみてくださいね。

超簡単!結露対策

結露

・こまめに換気する
・室内の温度を上げすぎない
・サーキュレーターで空気循環
・観葉植物や水槽は換気扇近く、またはドア付近の空気が入れ替わりやすい場所に置く
・洗濯物はできるだけ室内に干さない
・浴槽のフタや浴室のドアを閉める
・カーテンやブラインドを長時間閉めたままにしない
・調理中は必ず換気扇をまわす

結露を放置しておくと怖い理由6選

部屋干し

結露の怖い理由6選

  1. 窓のサッシやカーテンがカビる
  2. 壁紙がカビで黒くなる
  3. ベッドやソファーにダニが出やすくなる。
  4. 押し入れの布団やクローゼットの中の服が傷みやすくなる
  5. 家具の裏の壁にシミができる
  6. 和室の畳や襖がジットリする

結露を放置することで発生する被害

洗面台くすみの原因

カビやダニは暖かく湿度が高い場所で繁殖します。また、ホコリに含まれるたんぱく質やアミノ酸などを養分とするので、結露を放置して水分が残ったままでホコリやゴミを吸着しやすい状態が続くと、ダニにとっては格好の住処となってしまします。つまり、窓に結露が発生した部屋は、カビやダニの繁殖に適した環境、ということです。カビの胞子やダニの死骸・フンが呼吸により体内に入ると、アレルゲンとなり小児ぜんそくやアトピー性皮膚炎などの様々な疾患を引き起こす可能性があります。また、結露により発生したカビを放置したままだと、住宅資材や床材を傷めたり腐らせたりします。このように、結露を放置すると健康被害や住宅被害が出てしまいます。

まとめ

換気

やっかいな結露ですが、結露対策で一番簡単なことは、なんといっても「換気」。コレにつきます。換気は、湿気がこもらないように窓を2か所開けて空気の通り道を作ると効果的です。でも、寒い冬にせっかく暖まった部屋に冷たい空気を入れるのはちょっとした決意がいりますよね。厚生労働省では、寒い時期の上手な換気の仕方のポイントを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ポイント
・暖房器具の近くの窓を開け、入ってくる冷気が暖められることで室温の低下を防ぐ。
・窓を全開にするより、一方向の窓を少しだけ開けて、常時換気を行うことで室温変化を抑える。
・人がいない部屋の窓を開け、廊下を経由して、少し暖まった状態の新鮮な空気を人のいる部屋に取り入れることも、室温を維持するために有効。

いかがでしょう?お金もかからず簡単にできますよね。もしもっとしっかり対策したい!という場合は、
結露防止シートや断熱シートなどが市販されていますし、新聞紙や梱包用のエアーキャップ(プチプチ)
なども利用できます。ご自身に合った方法で、この冬は結露対策を行ってみてください!

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